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トラブル解決集

Bose Wave Music System IV / Wave SoundTouch Music System IV をご愛用中の皆様へ

「最近、ラジオにノイズが入る」「CDが読み込まない」といった症状はありませんか? 実は、故障だと思っていた症状の多くが、設置場所の移動ちょっとした設定の工夫だけで劇的に改善することがあります。

修理に出して手放してしまうその前に。 ご自宅で今すぐ試せる、症状別の解決テクニックをまとめました。

まずは一度、このリストをチェックしてみてください。

【ラジオ・音声】FMラジオに「ブー」「ビリビリ」というノイズが入る場合

この機種は、通常「電源コード」をアンテナとして使用する設計になっています。そのため、コンセントから流れてくる電気ノイズ(ブーという音)を直接拾ってしまっている可能性が高いです。

故障を疑う前に、以下の3つの対策をお試しください。

対策1(推奨):背面の端子に接続する : 背面の「FM ANTENNA」端子に、外部アンテナ(またはお手持ちの有線イヤホン等)を差し込んでみてください。これだけで回路が切り替わり、劇的に改善することがあります。

対策2:コンセントプラグを「逆」に差す : 一度プラグを抜き、180度回転させて(裏返して)差し直してください。コンセントの電気の流れる向きが変わり、ノイズが減る場合があります。

対策3:壁のコンセントを使う:  たこ足配線を使っている場合、他の充電器などの影響を受けてしまいます。壁のコンセントへ単独で繋いでみてください。

【CD】CDの出し入れ(吸い込み・取り出し)の注意点

この機種は、CDを自動で引き込む「吸い込み式(スロットイン)」の繊細なメカニズムを採用しています。 内部ローラーと噛み合っている時に無理に押し込んだり、引っ張ったりすると、高確率で故障します。

【入れるとき】 CDの先端を軽く差し込み、自動引き込みが始まったら、すぐに手を離して機械の動きに任せてください。グイグイと奥まで押し込むのは厳禁です。

【取り出すとき】 CDが出てきて、動きが完全に「停止」するまで待ってください。動いている最中に無理に引き抜くと、内部のギアが破損します。

【重要】CDが出てこない・詰まってしまった場合

絶対に、ピンセットや指で無理やり引っ張り出そうとしないでください。 内部のレンズやローラーを傷つけ、修理代が高額になったり、直せなくなったりする原因になります。

多くの場合はシステムエラー(誤作動)ですので、以下の「強制排出リセット」をお試しください。

1. 電源リセットを行う : 一度、電源コードをコンセントから抜き、1分間以上放置します。 (内部の電気を完全に放電させ、センサーの誤作動をリセットします)

2. 再起動して取り出しを試す:  電源を差し直した後、CDの取り出しボタン(EJECT)を押してみてください。

※それでも出てこない場合:  内部でCDが物理的に引っかかっているか、モーター等の故障です。 外から取り出す方法は無いため、CDを入れたままの状態で修理をご依頼ください。(修理工程で安全に取り出してお返しします)

【CD・再生】音が飛ぶ・読み込まない場合(CDの汚れ)

「ブツブツと音が途切れる」「NO DISCと表示される」場合、故障ではなくCDディスク側の「指紋汚れ」や「傷」が原因の可能性があります。

修理を検討する前に、以下の手順でディスクのお手入れをお試しください。

1. 正しい方法で「汚れ」を拭き取る : 眼鏡拭きのような柔らかい布で、読み取り面(裏面)を優しく拭いてください。 【重要】拭き方の注意 × 円を描くように拭く(レコード拭き)はNGです。新たな傷の原因になります。 中心から外側へ、放射状に真っ直ぐ拭いてください。

2. 別のCDで再生テストをする : 特定のCDだけで音飛びする場合は、そのディスクの寿命(深い傷)です。 「全てのCD」で同じように音が飛ぶ場合は、本体内部のレンズ汚れや故障の可能性が高いため、修理をご依頼ください。

※注意事項

Bose製品の場合、強力すぎる乾式ブラシのクリーナーなどはレンズを痛めることがあるため、市販のレンズクリーナーの使用は推奨しません

【Bluetooth・接続】 ペアリングできない・繋がらない場合(過去の履歴・システム起因)

「READY TO PAIRと表示されるのにスマホの画面に出てこない」「接続エラーになる」場合、故障ではなく本体内部に残っている「過去の接続履歴」や「システム設定(Wi-Fi未設定)」が原因の可能性があります。

故障を疑う前に、以下の手順でシステムのリセットをお試しください。中古でご購入された機器で非常によく発生する症状です。

1. Bluetoothのペアリング履歴を「強制消去」する: リモコンの「Bluetooth(またはAUX)」ボタンを約10秒間長押しし続けてください。【重要】スピーカーから「ピコッ」と音が鳴れば消去成功です。一度本体の電源を切り、再度電源を入れてから最初からペアリングをやり直してください。

2. スマホ(接続機器)側の設定をリフレッシュする: スマホのBluetooth設定画面に、すでに「Bose SoundTouch」などの登録が残っている場合は、一度「デバイスの登録を解除(または削除)」を行ってください。その後、スマホのBluetoothをオフにし、数秒待ってから再度オンにして検索します。

3. 【最も重要】アプリでWi-Fi接続し、システムを最新にする: ディスプレイに「SOUNDTOUCH NOT CONFIGURED」という文字が流れている場合、Wi-Fiの初期設定未完了が原因でBluetoothの動作が不安定になっています。スマホに「Bose SoundTouch」アプリをインストールし、画面の指示に従いご自宅のWi-Fiに接続してください。システムが自動で最新状態にアップデートされ、不具合が解消されます。

※注意事項 上記をお試しいただいても「READY TO PAIR」から先に進まない、またはBluetoothの電波が全く飛ばない場合は、本体下部のペデスタル(通信基板)自体の不具合の可能性が高いため、修理をご検討ください。

【Wi-Fi・ネットワーク】 アプリを使ったWi-Fi接続と初期設定(SoundTouchアプリ)

本機はBluetoothだけでも音楽を楽しめますが、ご自宅のWi-Fiに接続することで、スマホを便利なリモコンとして使えたり、世界中のインターネットラジオやSpotifyなどをワンタッチで再生できる「プリセット機能(1〜6ボタン)」が使えるようになります。

また、システムの自動アップデートが行われ動作がより安定するため、一度設定しておくことをおすすめします。

1. 専用アプリの準備: スマートフォンまたはタブレットに、無料アプリ「Bose SoundTouch」をダウンロードしてください。アプリを開き、画面の指示に従ってBoseアカウントを作成(またはログイン)します。

2. スピーカーの追加: アプリのメニューから「スピーカーの追加(またはセットアップ)」を選択し、お使いの機器(Wave SoundTouch music system)を選びます。

3. ご自宅のWi-Fiに接続: アプリの案内に従って、ご自宅のWi-Fiネットワーク(SSID)を選択し、パスワードを入力します。(※接続がうまくいかない場合は、ルーターの「2.4GHz帯」のネットワークを選択してみてください)

4. アップデートと完了: Wi-Fiに繋がると、自動的にスピーカー内部のシステムが最新版にアップデートされます。本体ディスプレイに流れていた「SOUNDTOUCH NOT CONFIGURED」という表示が消えれば、初期設定は完了です。

※注意事項

中古でご購入された機器の場合、前の持ち主のWi-Fi設定が本体内部に残っていると、新しく設定ができない(エラーになる)ことがあります。うまく進まない場合は、本体下部(ペデスタル)のネットワークリセットをお試しいただいた上で、再度アプリからの接続を行ってください。